葬儀が終わったらお清めは、会葬御礼の挨拶状の塩で

2020年02月19日
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葬儀が終わったら、われわれは清めの塩をもらい、体に振りかけ穢れを払います。この行為はほとんどの人が行っていますが、その由来はもともと神道で用いられる儀式だったようでして、死を穢れとして扱っている神道で、穢れを払うのに使われているということみたいです。

ちなみに仏教の立場では、お清めの際、塩を使うことはないとしており、神道の立場とは反対です。仏教の中には、穢れを強くするとして、反対する宗派も存在するようで、いろいろ意見は分かれているようです。それでも日本ではいまだに清めが行われておりますが。

この背景には、日本の古来の伝統に、神道が、深くかかわりあっており、さらに地方の慣習や迷信にもその神道が強くかかわりあっているからです。清めの儀式が残っている根拠は、このような背景から、個人を冒?するのではなく、死の際に寄って来る邪気を落とす、という意味合いを含んでいるので、現在もなんとなく支持され残っているからだと思われます。

現在、清めの作法は各葬儀社で配っている、会葬御礼の挨拶状と一緒に小袋があり、その中に塩が入っておりますので、それを玄関から入る前に、胸、背中、足元の順番で振りかけ、いわゆる邪気を払い完了です。また清め忘れても心配ないようです。

お清めは。気にならなければ、行わなくてもよいということですから。



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