仏教であれば考えておきたい戒名の事

2019年03月11日
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お墓参りの時や位牌を見て難しそうな名前が彫り込まれているのを見かけると思いますが、仏教であれば葬儀の時に戒名をつけてもらうようにお願いするのが一般的です。これは人が亡くなった後、極楽浄土へとたどり着き仏様の弟子になったしるしとして授かるものなのですが、菩提寺に授けてもらうようになっています。

実はこの戒名には順位がつけられていて、どの名前をつけるかによって料金も変わってくるので一度確認しておくと良いでしょう。信士、信女から始まって居士、大姉、その次に院信士、院信女となり上は院居士、院大姉という風に名づけられます。

院を冠するということはそれだけお寺に貢献した証とされていて、ステイタスの一種ともされていたほどです。とはいえ現代は様々な事情で情勢も変化してきていますので、戒名に対しても考え方がかなり柔軟になってきています。安い場合だと2〜10万円ぐらいなのですが、院をつけたいと思うのであれば70~80万円、時には100万円近くしてくると思っておくと良いでしょう。菩提寺との関係も鑑みた上でどのようにつけるのがベストなのか、家族や親戚などとも話し合いをしながら、葬儀の後も気持ちよくお墓参りができるように名づけてもらいましょう。



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